イベント

講演会「化学分野におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の現状ならびに今後の展望」

日時
2022年9月16日(金)10時00分~17時05分
場所
オンライン開催(Zoomウェビナー)
協賛
(予定含む)日本薬学会、触媒学会、有機合成化学協会、日本コンピュータ化学会、新化学技術推進協会
趣旨
現在、すべての産業領域でDXが叫ばれている。化学分野も例外ではなく、研究開発から、応用までDXは避けては通れないものとなってきている。本講演では実験の自動化、材料設計への応用など研究分野への適用例、また企業での活用事例を紹介するとともに、人材の育成など、DXについて幅広く紹介することで、化学分野におけるDXの理解を深めることを目的とする。
プログラム
  • 各講演45分(説明40分、質疑応答及び次講演の切替5分)
  • 10:00-10:05
    趣旨説明 (日産化学株式会社 物質科学研究所 古川 裕貴)
  • 10:10-10:50 基調講演
    「わが国のマテリアル革新力強化と研究開発DX」
    科学技術振興機構 研究開発戦略センター 総括ユニットリーダー・研究監
    永野 智己 氏

    政府は第6期科技イノベ基本計画における中核戦略の一つとして「マテリアル革新力強化戦略」を策定している。主要国における“データ×マテリアル”の諸政策や研究開発動向に触れつつ、わが国がDXを伴うマテリアル研究開発を如何に花開かせていこうとするのかについて、期待と展望を語る。
  • 10:50-11:35
    「自律的にロボットが研究を進める時代の研究開発戦略」
    東京大学 大学院理学系研究科 教授・東京工業大学 物質理工学院 特任教授
    一杉 太郎 氏

    機械学習やロボットが「自律的」に研究を進める時代がやってきた。本講演では、それら技術を活用して「科学的原理・解法や新物質・材料を自律的に発見し、実用化までの時間を短縮する」方策を議論する。世界の動向と我々の最先端の取り組みを紹介し、創造性がより高い研究に取り組むために必要なことを、皆様と討論したい。
  • 11:35-13:00 休憩(85分)
  • 13:00-13:45
    「デジタル有機合成の拓く未来」
    九州大学大学院 薬学研究院 教授  大嶋 孝志 氏

    本講演では、有機合成(実験科学)とデータサイエンス(情報科学)の異分野融合によって、有機合成に破壊的イノベーションを起こすことを目的として発足した、学術変革領域研究(A)「デジタル有機合成」の活動内容を紹介する。
  • 13:45-14:30
    「AIによるデータ駆動型研究が拓く創薬と医療」
    九州工業大学大学院 情報工学研究院 教授  山西 芳裕 氏

    本研究では、疾患、生体分子、化合物に関するビッグデータを融合解析し、創薬 工程を効率化するための機械学習手法の開発を行った。創薬標的探索、医薬品候 補化合物探索、シナジー創薬学、医薬品分子設計への応用例を紹介する。
  • 14:30-15:15
    「触媒分野における理論・データ科学活用事例」
    北海道大学 触媒科学研究所 教授  清水 研一 氏

    実験のみに頼らない触媒研究方法の構築を目的として、理論化学や機械学習の活用を進めてきた。講演では我々の取り組みや、国内外の研究例を列挙し、触媒研究における理論・機械学習の利用に関する研究動向を例示する。
  • 15:15-15:30 休憩(15分)
  • 15:30-16:15
    「化学分野における量子コンピュータによるトランスフォーメーション (QX) への期待と現状」
    大阪大学 量子情報・量子生命研究センター 准教授  水上 渉 氏

    近年、発展が著しい量子コンピュータを活用するための研究が盛んにおこなわれている。本講演では、化学分野における量子コンピュータの応用の可能性と現状について述べたい。
  • 16:15-17:00
    「花王R&Dにおけるデータ駆動型研究の課題と実例」
    花王株式会社 上席主任研究員 グループリーダ  大崎 浩二 氏

    花王でMIを開始するにあたり、1.データベースが存在しない、2.高速でデータをとる環境が整っていない、3.インフォマティクス人材が不足している、4.インフォマティクス技術が不足しているといった課題があった。そのような課題に対してMI研究の体制を整える際に苦労していた点、具体的にどのように応用したかに関してご紹介する。
  • 17:15-17:20
    閉会挨拶 (東京工業大学 物質理工学院応用科学系 教授 田中 克典)
参加費(税込)
開催当日までにお支払いください。お支払いは各種クレジットカード、コンビニ・ ATM がお使いいただけます。詳細は申込サイトにてご確認ください。

参加費(税込)
会員 17,000円
学生会員 2,000円
非会員一般 25,000円
非会員学生 4,000円

協賛団体会員、法人会員企業に所属する方は、会員価格で参加いただけます。法人会員企業一覧は こちら よりご確認ください。

会場
オンライン(Zoomウェビナー)での開催です。現地開催はありません。
申込締切
9月16日 10:00
申込方法
下記申込サイトからお申込みください。
https://chemdx.peatix.com/
ご参加にあたっては、「参加者ポリシー」への同意をお願いします。
申込・問合先
公益社団法人日本化学会関東支部
E-mail : chemistry.or.jp