支部長メッセージ

支部長メッセージ

支部長からのメッセージ(平成30年度)

平成30年度日本化学会関東支部長
市川 淳士
(筑波大学数理物質系)

平成30年度の日本化学会関東支部長を務めております筑波大学の市川です。本支部は、日本化学会7支部の中で会員の半数近くを擁する最大の支部であり、1931年の発足時より日本化学会の活動を支えています。同時にその活動・行事では、支部所属会員の方々へはもとより、広く社会にも貢献する責務があります。これらを果たすため、支部長・副支部長を含む60名の幹事を中心に、支部あるいは関東支部を構成する9地区(東京、神奈川、千葉、茨城、埼玉、群馬、栃木、山梨、新潟)が様々な行事を企画し、活動しています。

本支部の活動は、役割から三つに分けることができます。第一は、支部独自の行事です。大学・企業の研究者・技術者に向けた企画として「関東支部講演会」を夏に2回開催し、最先端あるいは未来志向の化学や関連技術についての情報を提供して、会員への普及を図っています。春には、化学系の大学生と大学院生の就職活動を支援するため「企業合同説明会」を開催し、全国からの学生延べ3000名と化学系企業50社に効率的な出会いの場を提供しています。化学という専門分野に特化した催しで、毎年密度の濃い説明会として学生・企業双方よりご満足いただいています。また同時に開催していた「女子学生のためのセミナー・座談会」も好評を博し、次年度から本部企画として開催予定です。さらに次の世代の育成・啓蒙活動として、化学に親しみや興味を持ってもらう「少年少女のための工場見学会」も開催しています。第二は、各地区(9地区)への支援です。地区ごとの活動が中心である小・中学校、高校の化学教育を支援する組織として、また教育会員と化学会の繋がりを強化する仲立ちとして、支部が重要な役割を担っています。具体的には、小中学生、高校生、大学生、一般の方の各世代に向けて「化学クラブ研究発表会」、「化学実験講座」、「化学への招待(一日体験化学教室・講演会)」を開催しています。研究面では、産官学の情報交換・連携を目指して、地区ごとに交流会などが企画されており、支部が後押ししています。第三の役割は、日本化学会への活動支援です。日本化学会の表彰、「化学グランプリ」などで本部事業に貢献しています。

関東支部では、時代や状況の変化にも柔軟に対応し、改革を続けています。本年度は、地域に根ざした活動のさらなる活性化を目指し、各地区への合理的な予算配分を実現しました。またこの度、タイムリーな情報発信のために運営するホームページを一新し、スマートフォンにも対応いたしました。ご活用ください。今後とも会員の皆様へのサービス向上に努めますので、ご支援ご鞭撻のほどお願いいたします。

平成30年12月17日


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