支部長メッセージ

支部長メッセージ

支部長からのメッセージ(令和2年度)

令和2年度日本化学会関東支部長
金井 求
(東京大学大学院薬学系研究科)

令和2年度の日本化学会関東支部長を務めております東京大学の金井です。このメッセージを書いているのは2021年2月で、すでに支部長としての私の任期もほぼ終りに近づいておりますが、本年度は新型コロナウイルスの感染拡大のために特殊な年度であったことから、記録の意味も兼ねて活動の報告をさせていただきたいと存じ上げます。

本年度は4回の幹事会を執り行いましたが、4月の第1回はメール審議、その他の3回(7,10,1月)はすべてオンラインで行いました。化学の様々な分野で活躍されている幹事の先生方と一度も対面でお話しできなかったことは、とても残念でした。各地区の活動や支部化学教育協議会の教育普及活動なども、大きな影響を受けました。一方でそのような厳しい状況の中でも、いくつかの活動はオンラインを有効に使って、例年通りの質を保ちながら実施することができました。例えば、事業企画委員会の企画である講演会は9月に2回、「持続可能な社会に向けた化学技術~ものづくり・エネルギー資源における超スマート社会の実現を目指して~」および「インフォマティクス技術の導入から産業応用まで~高分子・機能性材料・バイオ・半導体~」というタイトルで執り行い、例年通りの盛況でした。10月には日本化学会の小林善光 会長の支部訪問・支部役員、代表正会員との意見交換会を行い、大きなビジョンを持って化学界を盛り上げて行く重要性について意見交換を行いました。10月の「東大で過ごす化学な週末」には小中高校生と保護者の方々からオンラインの契約限界の500名の応募があり、東大を代表する先生方の講演と質疑応答や学生との座談会を行いました。12月には本年度の地区交流会では唯一となる、群馬地区研究交流発表会が開催され、熱心な議論が行われました。また、2021年3月初めには、「化学系学生のための企業合同説明会」がオンラインで、ほぼ例年の規模を保った形で行われる予定です。

以上はすべてオンラインでの実施でしたが、このように困難な状況の中でも例年の半数程度の企画を行うことができたことは、ひとえにご担当の先生方や事務の方々のご努力の賜物であり、ここに心から感謝申し上げます。それとともにこの一年は、皆様の化学に対する情熱や愛情を改めて認識する良い機会であったと感じており、関東支部や私個人にとりましても大きな財産と自信になりました。今後のアフターコロナではオンラインと対面それぞれの利点を活かしながら、支部の活動がますます発展して行くことを祈念しております。引き続き日本化学会関東支部に、ご支援、ご協力、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。


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