イベント

第24回理科・化学教育懇談会フォーラム「元素と周期表の化学」【中止】

日時
2020年03月08日(日)
場所
化学会館7Fホール(東京都千代田区神田駿河台1-5)
交通
JR・地下鉄「御茶ノ水」徒歩3分

【お知らせ】
第24回理科・化学教育懇談会フォーラム「元素と周期表の化学」開催中止について(2020年2月26日)NEW

第24回理科・化学教育懇談会フォーラム「元素と周期表の化学」は、新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、参加者、関係者の健康・安全面を考慮した結果、「中止」といたします。申し訳ありませんが、ご理解のほどお願い申し上げます。

小・中・高校の教員の相互交流を目的に、毎年開催しています。参加は無料です。

内容
2019年は国際周期表年でした。少し遅くなりましたが,今回は,これにちなんで,元素や周期表や関する特集を企画しました。万物の根源と思っている元素でさえも,他のものから作られているというお話や,周期表・元素の学習に有効な教材の開発など,本フォーラムならではのユニークな視点となっております。奮ってご参加ください。
プログラム
  1. 「宇宙での元素合成と化学の関係」(10時~10時40分)
    東京都市大学共通教育部 准教授 西村 太樹 氏
    私たちの周りに存在する元素はいつどこで作られたのだろうか?46億年前に地球が誕生したときから、ほとんどの元素は変化していない。しかし、宇宙の歴史を遡ると、原子核反応によって軽い元素から重たい元素が次々と合成されてきたとされている。138億年前のビッグバンからその後の星の進化や天体現象で、水素、ヘリウム、そしてより重たい元素へと合成されたのである。さらに最近では、ウランなど非常に重たい元素の合成過程が解明されようとしている。
  2. 「立体周期表スゴロクの開発」(10時40分~11時20分)
    茨城大学大学院 理工学研究科 助教 柴田 傑 氏
    数学・理科特有の記号や用語の印象が苦手意識の要因になっていると考えられる。一方でテレビゲーム,カードゲームに見られる多くの用語は若者にも受け入れられている。そこで,元素記号を自然と受け入れるための教材として,立体周期表をフィールドとするスゴロクの開発を試みる。本開発を通して,情報工学の立場から理科離れについて考える。
  3. 「元素を学べる教育ゲームの開発」(11時20分~12時)
    日本大学理工学部一般教育 准教授 伊藤 賢一 氏
    ゲーム性を有する学習教材(教材ゲーム)の実施はアクティブ・ラーニング,能動的学習とされる。近年,多くの分野において多種の教材ゲームの開発及び販売等が行われており,化学分野においても同様である。そこで米国の報告例を基に,地球環境を構成する元素群に関する教材ゲームを開発したので,その詳細を報告する。またその他開発例も合わせて紹介し,教材ゲームの重要性について考える。
参加費
無料
申込締切
定員(110名)になり次第締切
申込方法
以下のURLからお申込みください。

[派遣依頼文書について]
必要な方は、お手数ですがこちらからダウンロードして印刷してください。印刷ができない場合や学校名が記載されたものが必要な場合は、ご連絡ください。

申込フォーム
https://event.csj.jp/form/view.php?id=434477
申込先
〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5 日本化学会関東支部
E-mail : chemistry.or.jp
TEL : 03-3292-6163