イベント

講演会「資源循環・環境に役立つ化学」

日時
2024年08月30日(金)10:00~17:00
場所
現地開催(化学会館5階会議室 )/オンライン併催(Zoomウェビナー )※ 双方の参加者を対象に会期後 2週間程度 視聴可能な見逃し配信を実施
協賛
(予定含む)日本土壌肥料学会,日本土壌微生物学会,日本応用動物昆虫学会,日本農芸化学会(後援),日本食品工学会,日本食品科学工学会,日本作物学会,日本農薬学会,園芸学会,日本水産学会,廃棄物資源循環学,環境放射能除染学会
趣旨
「資源循環と環境に役立つ化学」に関して,産学の様々な視点からご紹介いただく講演会を企画しました。持続可能な食料供給,プラスチック資源循環の現状,排出物質や廃棄物を資源として活用する最先端の資源循環技術,リサイクルのための包装技術,企業におけるグリーントランスフォーメーションやESG活動の取組みについて,幅広いテーマを俯瞰できるよう企画しました。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
プログラム
  • 10:00-10:05
    開会挨拶 (花王株式会社 長瀬 忍)
  • 10:05-11:00 基調講演
    『持続可能な食料の化学』
    東京農工大学 学長
    千葉 一裕 氏
    食料供給に関する直接的な活動だけでも世界の温室効果ガスの1/4以上が排出されている。今後も世界の人口は増加し続け,様々な限界が浮き彫りになる中,この喫緊の課題解決に向けた化学の役割と未来のあるべき姿を考察する。
  • 11:00-11:50 講演1
    『日欧のプラスチック資源循環の比較から考える日本型システムとは』
    国立環境研究所 フェロー
    大迫 政浩 氏
    国際的な議論が活発化してるプラスチック資源循環について,日本はどのようなシステムを目指していくべきか,技術的および社会経済的な観点から日欧のこれまでの経過と現状を比較分析し,将来を展望することによって,日本型のシステムの在り方について提示する。
  • 11:50-13:20 休憩
  • 13:20-14:10 講演2
    『サーキュラーエコノミーの実現に向けた産総研の取組み』
    産業技術総合研究所 資源循環利用技術研究ラボ ラボ長
    吉田 勝 氏
    産総研資源循環利用技術研究ラボでは,サーキュラーエコノミーの源泉となる,産業発展と環境保全を両立させた資源循環型社会の構築を目指し,持続可能な消費と再生の循環を実現するための技術開発を行っている。本講演では,これらの研究開発について,いくつかの具体例を挙げて紹介したい。
  • 14:10-15:00 講演3
    『WPO (世界包装機構)『リサイクルのための包装設計ガイドライン』ご紹介』
    公益社団法人日本包装技術協会 包装技術研究所 包装材料研究室 室長
    井出 安彦 氏
    日本包装技術協会は,WPOにより作成された自主設計ガイドライン「Packaging Design for Recycling」の日本語完全翻訳を行い昨年秋に配信した。本講演ではこのガイドライン作成の背景・内容等をご紹介し,欧州の取組みを俯瞰する。
  • 15:00-15:15 休憩
  • 15:15-16:05 講演4
    『東レグループの持続可能な社会実現に向けた取組み』
    東レ株式会社 経営企画室サステナビリティイノベーション戦略G グループリーダー・主幹
    梁井 秀規 氏
    東レグループは持続可能な社会実現に向けて長年取り組んでいる。軽量化や水素によるGHG削減,リサイクルや植物由来原料利用による資源循環,水処理膜事業による水不足への対応など,素材・化学メーカーである東レができる貢献を紹介する。
  • 16:05-16:55 講演5
    『花王が提案するSDGsへの一つの答え~持続可能な界面活性剤の開発~』
    花王株式会社 研究開発部門 研究主幹
    坂井 隆也 氏
    日常生活に不可欠な洗浄剤の主成分である界面活性剤は,植物油脂原料から生産されているが,SDGs視点からは,その持続可能性は不安視されている。我々が実用化したバイオIOSは,世界で初めてのサステナブル界面活性剤である。
  • 16:50~16:55
    閉会挨拶 (理化学研究所 二本柳 聡史)
参加様式
[現地参加] または [オンライン参加]
参加様式を予めご選択の上でお申込みください。
また,参加様式を問わず,双方の参加者を対象に会期後 2週間程度 視聴可能な見逃し配信を実施します。会期後,準備が整い次第,お申込者に URL を通知します。
参加費(税込)
開催当日までにお支払いください。お支払いは各種クレジットカード、コンビニ・ ATM がお使いいただけます。詳細は申込サイトにてご確認ください。

参加費(税込)
会員 17,000円
学生会員 2,000円
非会員一般 25,000円
非会員学生 4,000円

協賛団体会員、法人会員企業に所属する方は、会員価格で参加いただけます。法人会員企業一覧は こちら よりご確認ください。

会場
現地開催【 化学会館5階会議室(東京都千代田区神田駿河台1-5)】/オンライン併催【 Zoomウェビナー 】
定員
現地参加 40名/オンライン参加 200 名
申込締切
当日まで(ただし定員になり次第締切)
申込方法

下記申込サイトからお申込みください。
https://cirresenv.peatix.com/view
ご参加にあたっては、「参加者ポリシー」への同意をお願いします。
申込・問合先
公益社団法人日本化学会関東支部
E-mail : chemistry.or.jp