第27回理科・化学教育懇談会フォーラム「授業に役立つ化学の話V」
- 日時
- 2024年3月9日(土)13:30-15:45
- 場所
- オンライン開催(zoomウェビナー)※ライブ視聴のみ。後日アーカイブ配信はありません。
- 主催
- 日本化学会関東支部
- 内容
- 日本化学会関東支部では,主として中高の理科・化学の教員の方々を対象とした,化学教育に関連した講演会を年に一度開催してきております。過去に,「授業に役立つ化学の話」として4回開催し,それぞれに好評をいただきました。今回はその5回目となります。ぜひふるってご参加ください。教員以外の方の視聴も歓迎いたします。
- プログラム
- 13:30-13:35 開会あいさつ
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- 13:35-14:15
「家庭でできる化学実験としての『料理』」
サイエンスコーディネーター
尾嶋 好美 氏
私は、料理を化学実験として行う本を書いています。料理は化学実験とほとんど変わりません。「ゲル状の生卵を加熱すると、固体のゆで卵になる」というのは「タンパク質の加熱による構造変化の実験」をしているのと同じことです。今回は「なぜハンバーグを作るときはひき肉と塩を混ぜるのか?」といった中高生が化学を身近に感じられるような事例をいくつかご紹介いたします。 - 14:15-14:55
「理科教育におけるICT機器の活用」
株式会社島津理化 理化教育事業部
岩田 沙織氏
生徒1人に1台の端末が整備され,デジタル人材の育成のため,これから更にDXが加速していきます。それに伴い,理科実験もICT機器を活用することで「より深く」「より正確に」「より新しく」「より探求的な」実験が可能になりました。本講演ではICT機器を使った理科実験が特別ではなく,誰でも扱えて,活用してみようと思って頂けるような科学実験をご紹介します。 - 15:00-15:40
「有機フッ素化合物の化学」
東京大学大学院工学系研究科・化学生命工学専攻 特任准教授
相川 光介 氏
「PFAS」とは、炭素とフッ素の原子を持つ化学物質(ペルフルオロアルキル化合物またはポリフルオロアルキル化合物)の総称です。近年、一部のPFASは環境や人体への影響が懸念され、「特定PFAS」として製造や使用が禁止されています。しかし、「特定PFAS」以外のPFASは、現在も社会や科学技術の発展に大きく役立っています。本講演では、PFASが我々の生活にいかに役立っているかのメッセージを届けたいと思っています。
- 13:35-14:15
15:40-15:45 閉会あいさつ
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- 参加費
- 無料
- 申込締切
- 当日開始時刻まで受付
- 申込方法
- 下記申込フォームからお申込みください。
- [派遣依頼文書について]
- 必要な方は、こちらからダウンロードして印刷してください。
派遣依頼状(学校長宛).pdf
- 申込先
- 〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5 日本化学会関東支部
E-mail : kantochemistry.or.jp