イベント

第26回理科・化学教育懇談会フォーラム「授業に役立つ化学の話IV」

日時
2023年03月18日(土)13:30-15:45
場所
オンライン開催(zoomウェビナー)※ライブ視聴のみ。後日アーカイブ配信はありません。
主催
日本化学会関東支部
内容
日本化学会関東支部では,主として中高の理科・化学の教員の方々を対象とした,化学教育に関連した講演会を年に一度開催してきております。過去に,「授業に役立つ化学の話」として3回開催し,それぞれに好評をいただきました。今回はその4回目となります。ぜひふるってご参加ください。教員以外の方の視聴も歓迎いたします。
プログラム
13:30-13:35 開会あいさつ

    1. 13:35-14:15「熱化学方程式が廃止 どうするエンタルピーとエントロピー」
      関東学院大学 理工学部化学学系 准教授 友野 和哲 氏
      2023年度から新学習指導要領がスタートし,高等学校でも高大接続の観点から多くの改訂が行われました。特に話題を集めているのが「熱化学方程式の廃止」です。本講演では「熱化学方程式の廃止」に伴い,「エンタルピーとエントロピー(およびギブズエネルギー)」を復習し,中高生でも経験済の身近な例を用いて,どのように教えるかを講演します。高大接続,国際標準に耐えられるよう先生方と一緒に考えていけたら幸いです。
    2. 14:15-14:55 「化学実験でのICT利活用」
      株式会社ナリカ 企画部 技術課 課長 渡辺 泰樹 氏
      令和の日本型学校教育では、学校内でのICT端末の利活用が不可欠となっています。しかし、理科の観察・実験においては、直接体験が基本であり、ICTの関わりは難しいものになるかと思います。化学実験でのICT利活用とはどのようなものが考えられるのか、教材会社からの視点でいろいろな事例などを紹介いたします。
    3. 15:00-15:40 「非鉄金属製錬・リサイクル技術について知ってもらいたいこと」
      東京大学 生産技術研究所 講師 大内 隆成 氏
      ハイテク産業やクリーンテクノロジーに不可欠な様々な非鉄金属を、製造もしくはリサイクルするプロセスは、持続的社会の実現と経済発展を両立していくうえで必要不可欠な技術であり、益々その重要性が増してきています。いくつかの非鉄金属の製錬・リサイクルプロセスについて、一般的な理科・化学教育では触れることの少ない工学的な視点から、「歴史」、「現状」、「今後の課題や夢」を紹介します。

15:40-15:45 閉会あいさつ

参加費
無料
申込締切
当日まで受付
申込方法
下記申込フォームからお申込みください。
[派遣依頼文書について]
必要な方は、こちらからダウンロードして印刷してください。
派遣依頼状(学校長宛).pdf
申込フォーム
https://peatix.com/event/3462587/view
申込先
〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5 日本化学会関東支部
E-mail : chemistry.or.jp