支部長メッセージ
令和8年/2026年度

令和8年度日本化学会関東支部長
稲木 信介
(東京科学大学物質理工学院)
令和8年度の関東支部長を務めさせていただいております、東京科学大学の稲木信介です。本年3月に着任してから5ヶ月が経ち、約50名の幹事の皆様のご尽力により、多彩な活動が着実に動き出しております。この場をお借りして、その一端をご紹介いたします。
近年、AIやデータ科学は化学研究のあり方そのものを大きく変えつつあります。こうした潮流を踏まえ、本年9月には「AI×Science:研究プロセス革新の現在地と未来像」および「データ駆動×実験自動化が変える研究開発」と題した2つの講演会をオンラインで開催いたします。自律型研究や材料・反応開発のDXの最前線を、第一線の研究者にご紹介いただく予定です。
次世代育成の取り組みも、関東支部の大きな柱です。今春開催された「化学クラブ研究発表会」は、多くの参加者を得て盛会となりました。8月以降には、小中学生を対象とした「少年少女のための見学会2026」や、1都8県の16大学と共催する「1日体験化学教室」など、化学の面白さに触れる機会を各地区で提供しています。11月には、昨年に続き東京科学大学大岡山キャンパスにて「東京科学大学で過ごす化学な週末2026」を開催し、中高生やご家族の皆様をお迎えする予定です。就職支援の面では、「化学系学生のための企業研究セミナー」を今年度から年2回開催とし、学生・企業双方にとってより利用しやすい形へと見直しを進めています。
さて、2028年には日本化学会が創立150周年という大きな節目を迎えます。最大規模の支部として歩んできた関東支部としても、この記念すべき年に向けて、地区活動や次世代育成の取り組みをさらに充実させ、化学の魅力を社会に発信していく機会にしたいと考えております。今年度から、その準備の歩みを一歩ずつ進めてまいります。
関東支部の活動は、幹事の皆様、各地区でご尽力いただく先生方、そして会員の皆様お一人おひとりのご協力によって支えられています。今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2026年8月

