イベント

講演会「マテリアルズインフォマティクスを用いたものづくり最先端」

日時
2019年09月27日(金)
場所
化学会館7階ホール(東京都千代田区神田駿河台1-5)
協賛
(予定):応用物理学会、日本薬学会、触媒学会、有機合成化学協会、日本コンピュータ化学会
趣旨
近年のインフォマティクス分野の急激な技術革新により、これまでの経験や知識をデータ化し、効率の良い新規材料の探索/開発に結び付けた成功事例が増えてきている。本講演では、材料開発に理論・実験・計算科学と情報科学を融合活用するマテリアルズインフォマティクスに関して、「何を作るか」・「どう作るか」といった視点を取り入れた最新研究・具体的な活用事例・海外動向・将来展望について紹介する。
プログラム
講演:アカデミック50分、企業 45分(質疑応答含む)
  • 9:30-9:35 趣旨説明
  • 9:35-10:25
    1. 「基調講演:データ駆動型化学のこれからの道」
    東京大学 大学院 工学系研究科 化学システム工学専攻
    船津 公人 氏

    データ駆動型化学の研究が活発に行われるようになってきた。取り組む研究者の数も増え、それに合わせて様々な事例も紹介されるようになってきた。最近の事例を紹介するとともに、データ駆動型化学がこの先どのような課題を抱え、どのようなフィロソフィーで取り組むべきなのかについて触れたい。
  • 10:25-11:15
    2. 「データ科学の視点から見たマテリアルズインフォマティクスの諸問題と可能性」
    大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所
    吉田 亮 氏

    我々は、物質の“表現・学習・生成”を目的とするデータ科学の体系・ツールの開発を推進し.低分子・高分子・無機物質・複合材料を対象に実証研究に取り組んでいる。講演では、具体的事例を紹介しながら、記述子、仮想スクリーニング、材料・合成経路設計の機械学習、スモールデータ問題と転移学習等を解説する。
  • 11:15-11:30 名刺交換会(船津氏、吉田氏)
  • 11:30 – 12:30 昼食休憩
  • 12:30 – 13:20
    3. 「インフォマティクスによる化学・創薬へのアプローチ」
    奈良先端科学技術大学院大学 データ駆動型サイエンス創造センター・先端科学技術研究科
    宮尾 知幸 氏

    インフォマティクスの技術は創薬研究において必要不可欠である。大量の実験データを合理的に処理する技術や、化学構造から活性に影響を与える要素を抽出する技術は応用範囲が広い。本講演では、特に有機低分子設計に対するインフォマティクスの取り組みついて海外動向を踏まえて紹介する。
  • 13:20-14:10
    4. 「マテリアルズインフォマティクスを用いた材料設計の実例と触媒化学への展開」
    国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS) 情報統合型物質・材料研究拠点
    高橋 啓介 氏

    マテリアルズインフォマティクスの重要概念と材料設計の実例を紹介する。実例では「ペロブスカイト太陽電池材料」設計、「結晶構造から材料組成」予測を紹介する。また触媒化学への展開として「酸化カップリング反応」における触媒・実験条件探索の実例も紹介する。
  • 14:10-14:55
    5. 「日本触媒の材料開発におけるインフォマティクス手法の適用」
    株式会社日本触媒 事業創出本部 解析技術センター
    右田 啓哉 氏

    弊社では材料の性能要因や最適条件を特定するためにインフォマティクス手法を適用しており、実験条件、分析値、顧客評価、理論計算値、オープンデータ、経験知に至るまで多様なデータから情報を最大限に引き出すことに重きを置いている。本講演ではそういった活用事例からなるべく広く取り上げてご紹介したい。
  • 14:55-15:15 名刺交換会(宮尾氏、高橋氏、右田氏)
  • 15:15-16:00
    6.「企業におけるマテリアルズインフォマティクス適用状況」
    旭化成株式会社 研究・開発本部 インフォマティクス推進センター
    内 幸彦 氏

    材料開発にAI・機械学習を用いたマテリアルズインフォマティクスが注目を集めている。当社でも数年前から調査を始め、現在複数の開発テーマに適用を行っている。企業における材料開発は新規の他にグレード開発等もありMIの適用範囲は広い。弊社におけるMIの活用状況、今後の展望について紹介する。
  • 16:00-16:50
    7.「Applied Computational Chemistry Powered by Data Science」
    熊本大学 大学院先端科学研究部 物質材料生命工学部門 生体・生命材料分野
    杉本 学 氏

    『役に立つ良いモノを、いかに作るか?』を求めて、研究者は着想を得、戦略を立て、行動する。一連のプロセス全てにコンピュータ技術が深く立ち入れば、世界はどう変わるだろうか?本講演では、第一の科学から第三の科学まで全てを活用するデータ科学が将来発展の鍵を握ると考え、それが生み出す知の可能性を議論したい。
  • 16:50-17:10 名刺交換会(内氏、杉本氏)
参加費(要旨集代含む・税込)
開催当日までにお支払いください。お支払いは各種クレジットカード、コンビニ・ ATM (ペイジー)・Paypal がお使いいただけます。請求書によるお支払いも可能です(ただしパソコンからのみ)。詳細は申込サイトにてご確認ください)

参加費(要旨集代含む、税込)
会員 17,000円
学生会員 2,000円
非会員一般 25,000円
非会員学生 4,000円

協賛団体会員、法人会員企業に所属する方は、会員価格で参加いただけます。法人会員企業一覧は こちら よりご確認ください。

会場
化学会館7階ホール(JR・地下鉄「御茶ノ水」駅 徒歩3分) アクセスマップ
定員
110名(先着順)
申込締切
定員になり次第
申込方法
https://mi-csjkanto.peatix.com/view
申込・問合先
〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5
公益社団法人日本化学会関東支部
TEL : 03-3292-6163
FAX : 03-3292-6318
E-mail : chemistry.or.jp