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2015/02/20

2/14 化学実験講座(第187回)を開催しました

| by 関東支部事務局2
2月14日(土)午後に、国立科学博物館上野本館で関東支部と東京都理化教育研究会との共催事業「化学実験講座」が開催されました。
第187回となる今回は、講師に東京学芸大学附属世田谷中学校の宮内卓也先生をお迎えして、「閉鎖系で考える燃焼」というタイトルで行われました。実験は炭素の燃焼と鉄の燃焼の2系統を行っていただきました。
炭素の燃焼ではまず、割り箸の小片を試験管で乾留して木炭を作りました。これを丸底フラスコに入れて酸素を満たし、バーナーで加熱して着火させると、輝きながらすべて燃焼して消えて見えなくなる(CO2になる)ことを確認しました。次に、フラスコの中にマグネシウムリボンを入れてニクロム線で加熱できるようにしておき、先程と同様に木炭を燃焼させ、最後にマグネシウムで還元して、黒い炭素の固まりができることを確認しました。薄い塩酸で酸化マグネシウムや未反応のマグネシウムを溶かすと炭素が溶け残るので、よりはっきりと分かりました。木炭→輝きながら燃えて消える→再び黒い炭素として現れるというとても印象的な実験でした。
一方、鉄の燃焼ではまず、スチールウールをお皿の上でほぐしてそのまま火を着けて燃やす実験を行いました。簡単に燃えること、燃やすと重さが増えることを確認しました。次に、ナス型フラスコ内で酸素中でスチールウールを燃焼する実験を行いました。ゴム栓には通電用の電極とガラス管を通し、ガラス管にはチューブとピンチコックを付けて空気の出入りを止めておきます。燃焼前にスチールウールと装置全体の重さを測っておき、燃焼後、装置全体の重さが変わらないこと、ピンチコックを開いて空気を入れると重くなること、燃焼したスチールウールが重くなることを確認しました。また、スチールウールが重くなった分と入ってきた空気の重さがほぼ等しいことも分かりました(正確には消費されたのは酸素で入ってきたのは空気なので重さが違いますが)。こちらの実験もパチパチと線香花火のように燃えるスチールウールが美しく、またある程度定量的な考察も行える非常によく考えられた実験でした。

開催案内:http://kanto.csj.jp/index.php?key=muqloflji-191#_191



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