• S
  • M
  • L
⇐ 文字のサイズ変更
 
 
 
関東支部活動報告 >> 記事詳細

2015/12/21

12/12 化学実験講座(第191回)を開催しました

| by 関東支部事務局2
12月12日(土)午後に、国立科学博物館上野本館で関東支部と東京都理化教育研究会との共催事業「化学実験講座」が開催されました。
第191回となる今回は、講師に理化学研究所の高橋和也先生をお迎えして、「キレート滴定を利用した、様々な水の硬度測定」というタイトルで行われました。分析化学の基礎に立ち返って、キレート滴定によって水中のカルシウムとマグネシウムのイオン濃度を求め、硬度を計算しました。
実験はまず市販の0.01M塩化マグネシウム溶液(ファクター1.005)により、滴定で使用するEDTA溶液の標定を行いました。滴定はマスキング剤としてトリエタノールアミンを加え、塩化アンモニウム-アンモニア緩衝液でpH10とし、EBT指示薬で赤紫色の赤みが消えた点を終点とします。各班4人でそれぞれ3回ずつ滴定し、その平均をEDTA溶液の濃度としました。続いて2種類の未知試料の滴定を行い、硬度を計算しました。水の硬度は1L中に含まれるカルシウムおよびマグネシウムイオンを炭酸カルシウムに換算してmg単位で表した数字です。日本の水は硬度100mg/L以下程度の軟水が多いのですが、未知試料は実は輸入された市販のミネラルウォーターでした。特にフランスから輸入されているものは硬度が非常に高い硬水であること(エビアンが300、コントレックスは1,500程度)が確かめられました。実験室の水道水の滴定をした参加者は逆に硬度の低さに驚いていました。また、分析精度も硬度が高い試料ではほぼ全員が5%以内の測定値に収まっており、昔ながらの容量分析ですが、機器分析が発達した現在でもJISに定められた測定方法として有用な方法であることが実感できました。

開催案内:http://kanto.csj.jp/index.php?key=mu4rxlt0f-630#_630



09:48 | 化学教育・普及
理科・化学教育懇談会フォーラム「現代の機器分析を知る」
 
企業合同説明会2018
 
化学クラブ研究発表会2018
 
1日体験化学教室
 
CSJ Festa
 
下の地図をクリックすると,
各地区の活動ページに移動します
関東支部新潟地区栃木地区群馬地区茨城地区埼玉地区東京地区山梨地区神奈川地区千葉地区