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2016/12/16

10/8 化学実験講座(第195回)を開催しました

| by 関東支部事務局2
10月8日(土)午後に、国立科学博物館上野本館で関東支部と東京都理化教育研究会との共催事業「化学実験講座」が開催されました。
第195回となる今回は、講師に群馬大学の角田欣一先生をお迎えして、「様々なクロマトグラフィーの簡単な展示実験」というタイトルで行われました。
まず、クロマトグラフィーの原理について解説があった後、実際に行う実験の概要をすべてご説明いただき、その後、各人で実験を行いました。ご用意いただいた実験は、(1)サインペンの色のペーパークロマトグラフィーと(2)様々なカラムクロマトグラフィーで、(1)は家庭でもできる実験、(2)は少し本格的な実験ですが、数分程度の短時間で分離が確認できる実験になっていました。(1)はボール紙の裏を使うもので、細長く切った時にも曲がらずに使いやすいとのことでした。水性サインペンを使って色をスポットし、ビーカーの底に少し水を入れて、その中に立て掛けて吸い上がっていく水で色を展開する単純な一次元クロマトグラフィーに加えて、ボール紙を四角く切って角にスポットし、水で展開した後、ドライヤーで乾燥し、縦横を入れ替えて、今度は水+エタノールで展開する二次元クロマトグラフィーも行いました。色素によって水とエタノールでは移動しやすさが違うため、平面に広がって展開されます。(2)では、 (a)サイズ排除クロマトグラフィー(分子の大きさで分ける)、(b)イオン交換クロマトグラフィー(イオンの電荷で分ける)、(c)逆相クロマトグラフィー(分子の極性で分ける)を行いました。それぞれ、パスツールピペットに充填剤を詰めたものに試料を加え、さらに移動相の溶液を加えて、ピペット用スポイトゴムを付けて押し、流し出します。試料にはそれぞれのカラムで分離しやすく、色の付いた2種類のサンプルが混合してあり、色鮮やかに分離していく様子を見ることができました。
高校の化学基礎でも取り上げられているクロマトグラフィーですが、様々なクロマトグラフィーが実際に物質を分離・精製するために使われており、学校現場でその一端を体験し、生徒に理解させるために有効な実験だったと思います。

開催案内:http://kanto.csj.jp/index.php?key=murvkejaa-630#_630



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